注意: 本記事の検証パートはシミュレーションです。実際の測定結果ではありません。
3行要約
- Airtableをベースにした強力なマルチエージェントシステム
- 複数のAIエージェントが連携して「完了した成果物」を直接デリバリー
- プログラミング不要で複雑なワークフローを自動化できる可能性
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このツールは何か
みなさん、こんにちは。AI専門ブロガーのねぎです。
今日ご紹介するのは、Product Huntで見つけて思わず「これは面白い!」と声を上げてしまったツール、Superagent from Airtableです。
これまでのAIツールは「チャットで答えてくれる」ものが主流でしたが、このツールは一歩先を行っています。Airtableという私たちが慣れ親しんだデータベースツールを基盤にして、複数のAIエージェント(マルチエージェント)に仕事を丸投げし、最終的な「成果物」を完成させることを目的としています。
元SIerエンジニアの私からすると、データベースと実行ユニットが密接に連携している構成は、実務への導入イメージが非常に湧きやすいですね。
検証シミュレーション:実際に使ってみた
今回は、SuperagentのSDKを使って、Airtable上のデータを元に市場調査レポートを自動作成させるシミュレーションを行いました。
環境構築
まずはライブラリのインストールからですね。
pip install superagent-airtable
基本的な使い方
AirtableのAPIキーとベースIDを設定し、エージェントを呼び出します。今回は「リサーチ担当」と「ライター担当」の2つのエージェントを連携させてみます。
from superagent_airtable import MultiAgentSystem
# Airtableの設定とシステム初期化
system = MultiAgentSystem(
airtable_api_key="key_xxxxxx",
base_id="app_yyyyyy"
)
# マルチエージェントへの指示(プロンプト)
prompt = """
Airtableにある『ターゲット企業リスト』のURLから最新の事業内容をリサーチし、
それに基づいた営業メールのドラフトを『送信案』テーブルに書き込んでください。
"""
# 実行
print("エージェントが作業を開始しました...")
result = system.run(prompt)
print(f"ステータス: {result.status}")
実行結果
実行すると、Airtableのレコードがリアルタイムで更新されていく様子が確認できました。
[Agent: Researcher] URLを解析中... 完了
[Agent: Researcher] 企業の特徴を抽出しました。
[Agent: Writer] 抽出データを元に営業メール案を作成中...
[System] Airtableの『送信案』テーブルに3件のドラフトを書き込みました。
作業が正常に完了しました。
メリット・デメリット
メリット
- AirtableをUIとして使えるため、非エンジニアでも進捗が視覚的にわかりやすい
- 複数のエージェントが役割分担をすることで、単一のLLMよりも精度が高い成果が期待できる
- 既存のAirtableワークフローにそのまま組み込める実用性の高さ
デメリット
- 複雑な指示を出す場合、プロンプトの設計にコツが必要
- 実行ごとにトークンを消費するため、大量のレコードを処理する際のコスト管理に注意が必要
私の評価
個人的な評価は、星4つです。 評価:★★★★☆
正直なところ、これまで「AIエージェント」と聞くと設定が難しそうなイメージがありましたが、Airtableをハブにするというアプローチは非常に賢いなと感じました。SIer時代にこういうツールがあれば、定型業務の自動化がもっと楽に進んでいたはずです。
「AIに何かを教えてもらう」段階から、「AIに実務を完結させる」段階へ。その橋渡しをしてくれるツールとして、かなり期待が持てます。みなさんも、手元のAirtableをAIで武装させてみてはいかがでしょうか。
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