注意: 本記事の検証パートはシミュレーションです。実際の測定結果ではありません。
3行要約
- 開発者がコードベースでAIワークフローを構築・運用できるエンジニア向けプラットフォーム
- PythonやJavaScriptを直接記述でき、外部ツールとの連携やスケーリングが容易
- ローコードツールの柔軟性のなさに不満を感じていた層にとっての救世主
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このツールは何か
YepCodeは、一言で言えば「開発者のためのAI統合・自動化プラットフォーム」です。世の中には多くのノーコード・ローコードツールがありますが、複雑なロジックを組もうとすると結局コードを書きたくなりますよね。
YepCodeは、最初から「Developer-first」を掲げており、エディタ上で使い慣れた言語(PythonやNode.js)を使ってAIモデルと様々なSaaSやデータベースを接続できます。元SIerの私としては、APIの認証管理やエラーハンドリング、スケーリングをプラットフォーム側が肩代わりしてくれる点が非常に魅力的だと感じました。
検証シミュレーション:実際に使ってみた
今回は、受信したお問い合わせ内容をAIで要約し、特定の条件に合致する場合のみSlackに通知してデータベースに保存する、というワークフローをシミュレーションしてみました。
環境構築
YepCodeはクラウドプラットフォームですが、ローカルからのデプロイや管理用にCLIツールが提供されています。まずはPython環境の準備から。
pip install yepcode-sdk
基本的な使い方
YepCodeのエディタ上で、以下のようなPythonスクリプトを記述するイメージです。今回は「AIによる感情分析とデータ保存」を想定したコードを書いてみました。
# YepCode上での実行を想定したサンプルコード
import yepcode
from openai import OpenAI
def main(input_data):
# 1. 外部サービスのクレデンシャルを取得(マネージド環境で管理)
openai_key = yepcode.get_credential("openai_api_key")
db_config = yepcode.get_credential("postgres_prod")
client = OpenAI(api_key=openai_key)
# 2. AIによる分析プロンプト
prompt = f"以下の問い合わせ内容を要約し、緊急度を1-5で判定してください: {input_data['text']}"
response = client.chat.completions.create(
model="gpt-4",
messages=[{"role": "user", "content": prompt}]
)
analysis_result = response.choices[0].message.content
# 3. 分析結果に基づいて条件分岐
if "緊急度: 5" in analysis_result:
yepcode.integration.slack.send_message(
channel="#alerts",
text=f"重大な問い合わせを検知しました: {analysis_result}"
)
# 4. データベースへ保存
yepcode.integration.postgresql.query(
db_config,
"INSERT INTO logs (content, analysis) VALUES (%s, %s)",
(input_data['text'], analysis_result)
)
return {"status": "success", "result": analysis_result}
実行結果
上記のワークフローを実行した際のログ出力イメージです。
[INFO] 実行開始: process_inquiry_flow
[INFO] OpenAI API 呼び出し成功 (処理時間: 1.2s)
[INFO] 緊急度判定: 5 を検知しました
[INFO] Slackへの通知が完了しました
[INFO] PostgreSQLへのデータ保存が正常に完了しました
[SUCCESS] ワークフロー終了。分析結果: 「サーバー接続不良に関する問い合わせ。緊急度5。」
メリット・デメリット
メリット
- コードベースの柔軟性:使い慣れたライブラリやロジックをそのまま持ち込めるのが最大の強みです。
- 安全な秘匿情報管理:APIキーなどをコードに直書きせず、プラットフォーム側で安全に管理できます。
- サーバーレス運用:自分でサーバーを立てる必要がなく、実行リソースの心配も不要です。
デメリット
- 学習コスト:プログラミングの知識が必須となるため、非エンジニアにはハードルが高いです。
- ベンダーロックイン:ワークフローがYepCode特有のSDKに依存するため、移行時にはコードの書き換えが必要になります。
私の評価
個人的には、かなり「刺さる」ツールだと感じました。評価は星4つ(★★★★☆)です。
正直なところ、ノーコードツールで無理やり複雑な条件分岐を作ると、後から見返した時にカオスになりがちですよね。YepCodeのように「ガワ」はマネージドで、中身はガッツリ「コード」で書けるプラットフォームは、実務レベルのAIアプリ開発において非常に重宝するはずです。
特にSIer時代の私のような「基盤構築は面倒だけど、ロジック作成にはこだわりたい」というエンジニアには、ぜひ一度試してみてほしいツールです。
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