注意: 本記事の検証パートはシミュレーションです。実際の測定結果ではありません。

3行要約

  • ターミナル操作に特化したCLIファーストなAIコーディングアシスタント
  • オープンソース(OSS)として公開されており、カスタマイズ性が高い
  • エディタとブラウザを行き来する時間を削り、開発のフローを止めない設計

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このツールは何か

Coderrrは、開発者が普段使っているターミナル上で直接AIと対話しながらコードを生成・修正できる、CLI(コマンドラインインターフェース)重視のAIツールです。

最近はVS Codeの拡張機能などが主流ですが、私のように元エンジニアで「作業は極力ターミナルで完結させたい」というタイプにはたまらない設計になっています。Product Huntで見つけたときは、そのシンプルさと「CLI-first」という潔さに思わず手が止まりました。オープンソースなので、中身が透明なのも安心感がありますね。

検証シミュレーション:実際に使ってみた

今回は、Coderrrを使って簡単なデータ集計用のPythonスクリプトを作成・修正する流れをシミュレーションしてみました。

環境構築

まずはインストールです。Python環境があれば、pipでサクッと導入できる想定です。

pip install coderrr
coderrr auth --provider openai

基本的な使い方

プロジェクトのルートディレクトリでCoderrrを起動し、指示を出してみます。今回は「CSVファイルを読み込んで、列ごとの平均値を計算するスクリプト」を作ってもらいました。

# coderrrによって生成されたスクリプト(main.py)
import pandas as pd
import sys

def calculate_averages(file_path):
    try:
        df = pd.read_csv(file_path)
        # 数値列のみ抽出して平均を計算
        averages = df.select_dtypes(include=['number']).mean()
        return averages
    except Exception as e:
        return f"Error: {e}"

if __name__ == "__main__":
    if len(sys.argv) > 1:
        print(calculate_averages(sys.argv[1]))
    else:
        print("Usage: python main.py <file_path>")

次に、このコードに対して「エラーハンドリングを強化して」とプロンプトで指示を出します。

プロンプト例: 「ファイルが存在しない場合の処理を追加して。あと、出力結果をJSON形式にしてほしいな」

実行結果

ターミナル上での対話ログは以下のようなイメージです。

$ coderrr chat "ファイルが存在しない場合の処理を追加して。出力はJSONで。"

> 了解しました。main.pyを修正します。
> 1. os.path.exists によるファイルチェックを追加
> 2. averages.to_json() を使用して出力をJSON形式に変更

[DONE] main.py を更新しました。

$ python main.py data.csv
{"age": 28.5, "score": 88.2, "id": 105.0}

驚くほどスムーズに修正が完了しました。わざわざブラウザを開いてコピペしなくていいのは、本当に楽ですね。

メリット・デメリット

メリット

  • 開発コンテキストを維持できる ターミナルから一歩も出ずに作業ができるので、集中力が途切れません。
  • オープンソースであること 挙動に納得がいかない場合や、特定の機能を自作したい場合にコードを追えるのは大きな利点です。
  • 動作が軽量 GUIツールに比べてリソース消費が少なく、古いマシンでもキビキビ動く印象です。

デメリット

  • コマンドの習得が必要 ある程度のCLI操作に慣れていないと、最初は戸惑うかもしれません。
  • 視覚的なプレビューが弱い UIデザインなどのフロントエンド開発には、プレビューが見やすいGUIベースのツールの方が向いている気がします。

私の評価

個人的な評価は 星4つ(★★★★☆)です。

正直なところ、最初は「また新しいAIツールか」と思いましたが、CLIに特化したことで得られるスピード感は本物ですね。元SIerの性なのか、黒い画面で全てが完結することに妙な安心感を覚えてしまいます。

大規模なプロジェクトで複雑なリファクタリングを任せるには、まだ指示出しに工夫が必要そうですが、ちょっとしたスクリプト作成やバグ修正ならこれで十分。開発スピードをワンランク上げたいエンジニアの皆さんは、ぜひ一度試してみてください。


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