注意: 本記事の検証パートはシミュレーションです。実際の測定結果ではありません。

3行要約

  • 各種AIコーディングツールで使う「指示(スキル)」を一元管理できるツール
  • エディタやツールを跨いで、お気に入りのプロンプトやコマンドを再利用可能
  • チーム内でのベストプラクティス共有にも最適なプラットフォーム

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このツールは何か

flinsは、Cursor、GitHub Copilot、Windsurfといった様々なAIコーディングツールで利用する「スキル」や「コマンド」を管理するためのユニバーサルマネージャーです。

最近は多くのAIエディタが登場していますが、それぞれでプロンプトの管理方法が異なり、お気に入りの指示をあちこちにコピーして回るのが面倒でしたよね。flinsは、特定のツールに依存せずにAIへの指示セットを共通化し、呼び出せるようにすることを目指したツールです。エンジニアが「このコードのテストを書いて」「リファクタリングして」といった定型的な指示を、より高度かつ構造的に管理できるのが特徴ですね。

検証シミュレーション:実際に使ってみた

今回は、独自の「セキュリティチェック・スキル」をflinsに登録し、Pythonプロジェクトで呼び出すシミュレーションを行いました。

環境構築

まずはCLIツールをインストールして初期化します。

pip install flins-cli
flins init

基本的な使い方

flinsに、入力したコードの脆弱性を診断する「Security Auditor」というスキルを登録し、プログラムから呼び出してみます。

# flinsを使って特定のスキルを呼び出すシミュレーション
from flins import SkillManager

# マネージャーの初期化
flins = SkillManager()

# 事前に登録した「security-check」スキルを取得
# この中には「OWASP Top 10の観点でコードをレビューせよ」という指示が含まれています
security_skill = flins.get_skill("security-check")

# 検証対象のコード
target_code = """
import sqlite3
def get_user(user_id):
    conn = sqlite3.connect('users.db')
    cursor = conn.cursor()
    query = f"SELECT * FROM users WHERE id = {user_id}"
    cursor.execute(query)
    return cursor.fetchone()
"""

# AIに対して、スキルを適用して実行
print("AIによる診断を開始します...")
result = security_skill.execute(input_code=target_code)

print(result)

実行結果

[flins: Security Auditor] 診断結果:
1. 深刻度:高 - SQLインジェクションの脆弱性
   - 理由:f-stringを使用してクエリに直接変数を埋め込んでいます。
   - 対策:プレースホルダ(?)を使用したパラメータ化クエリに変更してください。

修正案:
cursor.execute("SELECT * FROM users WHERE id = ?", (user_id,))

メリット・デメリット

メリット

  • ツールを乗り換えても、自分専用の最強プロンプト集をそのまま持ち運べる
  • 構造化された指示(スキル)として定義できるため、出力の精度が安定する
  • 開発チーム全体で、質の高い指示セットを共有するインフラになる

デメリット

  • 初期設定として、スキルの定義(JSONやYAML形式)を記述する手間がかかる
  • 現時点では新しいツールの部類に入るため、ドキュメントがまだ英語中心

私の評価

個人的には、こういう「メタな管理ツール」を待っていました。星評価をつけるなら、期待を込めて ★★★★☆ です。

元SIerの視点から言うと、プロジェクトごとに「コード規約に沿ったレビュー」や「特定のライブラリの使い方」をAIに教え込むのは大変です。flinsのように指示をコンポーネント化して管理できれば、開発の初動が劇的に速くなると思いますね。正直なところ、今はまだ「玄人向け」の印象もありますが、AIコーディングを使いこなしたいエンジニアなら、一度は触れておく価値があるツールだと思います。

みなさんも、自分だけの「秘伝のタレ」ならぬ「秘伝のプロンプト」をflinsで管理してみてはいかがでしょうか。


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